【041】 「子宮内膜症」 (H19.09.24)
先月、朝にKさんから電話がありました。前々から子宮内膜症と診断されていて生理のたびに生理痛に悩まされていたが、今日は特にひどく、立ってられない状態であるとのことです。
午後になり少し落ち着いたので漢方薬の相談に薬局に来られました。
手足のしびれや肩こり、のぼせなどの症状が強く、舌の裏の血管は紫に怒脹しておりました。
明らかに血液循環が悪い状態です。
子宮内膜症は生理の時期に内膜が肥厚し、その内膜が剥がれ落ちる時に内膜に炎症があるために痛みを強く生じます。
西洋医学ではスプレキュアなどの点鼻薬などで生理を止めて治療しますが、中医学では子宮内の血液循環を良くして血液濃度を軽減させ内膜をスムーズに剥がれ落ちるようにしてケアします。
処方としては補血作用のある四物湯を基礎に構成され主に月経異常に用いられる「冠脈通塞丸」(かんみゃくつうそくがん)を用いました。
1ヶ月経過して本日来店されましたが、今回の生理時の痛みは以前と比べものにならない位楽で、生理前の不快感もなかったとのことです。
子宮内膜症の場合、血液をサラサラにして流すことが必要ですが、血液を補いながら流すということに注意を払って処方することが大切だと思います。